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育児アドバイス

●食事について

・食事のいちばん大切なこと

大人の食生活だと思います。子供を取りまく大人たちが、誰とどんな内容を、どんな雰囲気の中で食べているか?
自分が赤ちゃんになったつもりでイメージしてみると分り易いです。そばにいる大好きなお母さん、お父さんがとてもおいしそうに、豊かに会話を楽しみながら食べていたら、何も大変な努力をしなくても、子供はおなじように食べるようになります。
子供にとって、「食事」とは、疑いようもなく、心地よい時間であり、楽しいものだからです。食事のしつけも同じです。大人が自然に大切にしている事を、そのまま行えば良いのです。あまり難しく考える必要はありません。ただ、大人の食生活がそうなっていない場合は、自分たちの食生活を見直す必要があります。

大前提のそこが出来ているとして・・・

・0歳児の食事その1〜「母乳にするかミルクにするか」〜

基本的には母乳が望ましいです。母親と赤ちゃんがお互いを見つめ合い、交し合い、育ち合うものがおっぱいを吸うという行為の中に凝縮されていると思われてなりません。
それでも母乳が無理が場合は、ミルクにすることになりますが、自分のおっぱいを飲ませているように、赤ちゃんを抱いて、覗きこみながら飲ませるようにして下さい。決して、寝かせたままで与える。テレビを見ながら与えるなど、他に気を取られてはいけません。

・0歳児の食事その2〜「離乳食を与え始める目安は?」〜

★ミルクで育っている子であれば、 200t(180tでも良い)を4時間おきに飲めるようになっている。
★まわりの大人が食べるのを見て、よだれを垂らすようになっている。
などがサインになります。まだ食べることが出来なくても、 大人が食事をしているところに参加していることが大切です。

・1〜2歳児の食事〜「あんなに食べていたのに、食べなくなった」〜

皆、通り過ぎる道なので、あまり気にする必要はありません。お腹が空けば食べるものだと、大きく構えてください。そしてしばらくは、子供が野菜を意識しなくても良いよう、切り方や料理の仕方に少しだけ工夫をしてみてください。
また、ちょうど自己主張が出てきて、「イヤだ」が始まる時です。生活場面のだだこねと同じように、「これはイヤ」「こっちがイイ」と選び始めます。とても扱いにくくなる時期です。何がなんでも食べさせようと子供と闘ってしまうと、食事は子供も大人も疲れて、大変なことになります。食事は一定量を出して、食べても食べなくてもあまり気にせず、周りの大人は「おいしく頂いて、ごちそうさまをする」ことが大事です。
食べなかったから可哀想に思って、好きなものをあれこれ与えたり、ちょくちょく間食をさせることはあまり良くありません。好きなもの、食べそうなものばかりを与えると、そればかり欲しがり、他を受け付けなくなるからです。間食は与えすぎると空腹感がなくなり、次の食事も食べないことになります。
結局大人と同じで、あまり食べなかったときは、その次の食事のときにすごくお腹が空いているので、何でも美味しく食べることができるということになります。「食べない」というドツボにハマらず、「次は食べるさ」と構えて、楽しく過ごすほうがどれだけ良いことか・・・と考えます。

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