
●おしゃぶり
最近は、色々なメーカーからたくさんの種類のものが出ています。
果たして、おしゃぶりはしても良いものなの? 口の発達に良いって本当? それとも取るべきなの? 外国ではよく使われていますね。
そのような疑問もありますが、一度子供がクセとして身につけてしまったものを取っていくことは勇気と決断が要ります。なるべくならそんなことはしない方がいいかもしれません。
でも、子供にも親にも「それ」が必要だったとしたら、どうしましょう? とっていく時期は、よく遊びはじめて、生活のリズムが整ってきたときを目安にしたほうが良いかもしれませんね。
赤ちゃんの頃は困ったり、たかぶった気持ちを落ち着かせるために必要なのかもしれませんが、大きくなると、そういうときには、大人を求めたり、おしゃべりをしたり・・・本当に問題の解決に向かうときには、向かいあう大人との関係が必要です。口で物を吸うことで自分の気持ちを静めていっても、解決にならないし、そんなことで気分の切り替えをしていては大変です。
欲しがって執着し始めるころに「要らないから」と言って取っていくことはとても大変です。取り方も、子供と親の関係でさまざまです。おしゃぶりに執着している子供が「もういい」と自分でやめることはないだろう思いますので、親が自分で納得できる理由を見つけ、決断し、取るようになります。
一つ一に悩み、決断を迫られ、実際に行ってみる。そういったプロセス自体が、親と子の成長に欠かすことのできない、大切なものになるのでしょう。
そんな取り組みになるといいですね。
「あ、子供ってスゴイ」「わたしにも出来た」などなどの大きな発見と共に、大きな成長の一つにしていきましょう。
